【試合結果】NLCS第3戦:ドジャースが3-1でブリュワーズ下し“王手” グラスノー粘投、エドマン決勝打、ベッツ攻守・佐々木朗希で締め

速報
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概要

ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦は、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地ドジャー・スタジアムでミルウォーキー・ブリュワーズに3―1で勝利。シリーズ成績を3勝0敗とし、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。先発のタイラー・グラスノーが5回2/3を1失点8奪三振と粘り、6回にトミー・エドマンの勝ち越し適時打、9回は佐々木朗希が三者凡退で締めた。ブリュワーズは新人ジェイコブ・ミショロウスキが9奪三振の力投も、打線が繋がらず痛恨のミスも響いた。WHEC.com+1


結果

  • 最終スコア:ドジャース 3―1 ブリュワーズ
  • シリーズ:ドジャースが3勝0敗でリード(7戦4勝制)。0勝3敗からの逆転はMLB史上04年レッドソックスの一例のみ。WHEC.com

試合は初回から動いた。ドジャースは大谷翔平の先頭三塁打を契機に、ムーキー・ベッツの二塁打で先制。ブリュワーズも2回、ケイレブ・ダービンの三塁打を足掛かりにジェイク・バウアーズの適時打で同点とした。以降は両軍投手陣が踏ん張る展開だったが、6回裏にウィル・スミスの安打とフレディ・フリーマンの四球で好機を作ると、エドマンが中前へ決勝打。なおも一死一三塁からアブネル・ウリベの牽制悪送球で貴重な3点目をもぎ取った。True Blue LA+1


詳細

投手戦の様相
ドジャース先発のグラスノーは最速160キロ台の直球と鋭いスライダーで8奪三振。被安打は散発で、走者を背負っても大崩れしなかった。5回2/3、被安打4、失点1、与四球3。リリーフはアレックス・ベシア、ブレイク・トライネン、アンソニー・バンダが7回まで無失点で繋ぎ、9回は佐々木朗希が登板。最終回をわずか3人で片付け、遊撃ベッツの好守にも助けられてセーブを記録した。True Blue LA

分岐点は6回
ブリュワーズは“オープナー”のアーロン・アシュビーの後を受けたミショロウスキが5回10アウトの間に9奪三振と圧巻。しかし6回、スミスの安打→フリーマン四球の直後、エドマンが中前へ運び勝ち越し。ここで降板すると、後を継いだウリベの一塁牽制が逸れてフリーマンが生還。2点差となり、試合の主導権は決定的にドジャースへ傾いた。ミショロウスキは5回3安打2失点(自責1)1四球9奪三振の内容。True Blue LA+1

ブリュワーズに痛手
主力のジャクソン・チュリオが7回途中に右脚の違和感で交代。シリーズを通じて攻撃面の拙攻(この日も得点圏1/7、12三振)に加え、中心選手の離脱は第4戦に向けて不安材料となった。Brew Crew Ball


日本人選手の活躍

  • 大谷翔平(DH):初回、右翼線への“先頭打者三塁打”で口火。直後にベッツの二塁打で先制のホームを踏んだ。さらに第4戦は中13日での先発登板が予定されており、ドジャースにとって“ペナントの懸かる先発”となる。WHEC.com+1
  • 佐々木朗希(抑え):9回を完璧に封じ、このポストシーズン3セーブ目。守備では遊撃・ベッツのスーパープレーにも支えられ、静かに試合を締めた。True Blue LA

スタッツ(抜粋)

  • ドジャース:グラスノー 5.2回 4安打 1失点 8K/勝利投手 ベシア、セーブ 佐々木(通算3)
  • ブリュワーズ:ミショロウスキ 5回 3安打 2失点(自責1) 9K/敗戦投手 ミショロウスキ
  • 決勝打:エドマン(6回・中前打)
  • 主な得点経過
    • 1回裏:大谷三塁打→ベッツ二塁打で先制(LAD 1-0)
    • 2回表:ダービン三塁打→バウアーズ適時打で同点(1-1)
    • 6回裏:エドマン適時打で勝ち越し、ウリベ牽制悪送球で追加点(3-1)
      (いずれも試合記事の記述とプレー記録に基づく)True Blue LA+1

コメント&所感

このシリーズのドジャースは、“少ない打点でも勝つ”投手戦仕様。第1〜3戦で相手を各1点に封じ、打線は機を見て最小限の加点で逃げ切る。第3戦も、先制→追いつかれ→勝ち越しという“理想的な先手争い”をものにし、終盤は継投と守備で逃げ切った。対してブリュワーズはミショロウスキの圧に押されなかったものの、好機であと一打が出ず、痛恨の悪送球が致命傷となった。True Blue LA


今後の展望(第4戦)

第4戦はドジャー・スタジアムで現地10月17日(金)17時38分(PDT)開始予定。ドジャースは大谷翔平が先発予定。ブリュワーズはホセ・キンタナの登板(先発もしくは“バルク”役)が見込まれる。シリーズはドジャースが3勝0敗で王手。歴史的にも0-3からの逆転は極めて稀で、ブリュワーズは“一戦必勝”の構えで臨むことになる。True Blue LA+1


参考・出典

  • Associated Press配信記事(試合結果・シリーズ状況の基礎情報)WHEC.com+1
  • True Blue LA(詳細経過、投手・野手の起用、個人成績の内訳)True Blue LA
  • Sportsnet(6回の得点シーン、ウリベの牽制悪送球)Sportsnet.ca
  • Brew Crew Ball(チュリオの負傷交代、ミショロウスキの内容、MILのRISP)Brew Crew Ball
  • True Blue LA・第2戦回顧(山本由伸の完投勝利)True Blue LA
  • Los Angeles Times ライブ更新(9回の佐々木朗希=Roki Sasakiの締め、遊撃ベッツの好守)Los Angeles Times

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