
最年長の“10番”は、まだ前を向く。MLSのインテル・マイアミは23日(現地)、リオネル・メッシ(38)の契約を2028年シーズン終了まで延長すると正式発表した。新スタジアム「マイアミ・フリーダム・パーク」のピッチ上で契約書にサインする演出とともに流れたのは、「ここにとどまり、このプロジェクトを続けられることが本当にうれしい」という当人の言葉。2026年ワールドカップ(北中米)を見据える北米サッカー界にとって、これは“次の2年”を左右するビッグディールだ。 intermiamicf+1
概要・結果
- 契約延長:メッシはインテル・マイアミと2028年シーズン末までの延長にサイン。発表は現地10月23日。スタジアム建設地での契約動画も公開された。intermiamicf+1
- クラブ側の位置づけ:ベッカム共同オーナーは「史上最高の選手をこの街へ連れてきた。我々もレオも勝利に貪欲だ」と強調。ガーバーMLSコミッショナーは「リーグ全体を変えた出来事」と歓迎した。Reuters
- パフォーマンス:2025年は29得点19アシストでゴールデンブーツ受賞。プレーオフは東地区3位で進出。MVP最終候補にも名を連ねる。mlssoccer.com+2ESPN.com+2
- フリーダム・パーク:2026年開業予定。新契約によりメッシは“新本拠地の初シーズン”を迎える見通し。ESPN.com+1
詳細
インテル・マイアミのクラブリリースは、契約期間を**「2028年MLSシーズンまで」**と明記。メッシは新スタジアム建設地で「ここにとどまり、マイアミ・フリーダム・パークでプレーできる現実が本当に幸せ」と語り、オーナーのマス氏は「夢見たアイコニックなクラブづくりを続ける」と宣言した。ベッカム氏も「彼は今も勝利への渇望を失っていない」とコメント。演出もメッセージも“プロジェクト継続”を前面に押し出した発表となった。intermiamicf+2ESPN.com+2
競技面では、2025年のメッシは29得点でゴールデンブーツ(得点王)を獲得し、19アシストと合わせて48ゴール関与。東地区3位でプレーオフに入った。レギュラーシーズンの数字は公式サイトやMLSSoccer.comが裏付けており、MVP最終候補入りも公式発表済みだ。mlssoccer.com+2Reuters+2
クラブの歩みで言えば、2024年に初のサポーターズ・シールドを獲得(リーグ全体1位)。2023年のリーグスカップ制覇と合わせ、メッシ加入後のトロフィー獲得は連続している。今回の延長発表でもこの“勝利の連鎖”が強調されている。mlssoccer.com+1
経営・マーケット面でもインパクトは続く。ロイターは「メッシ加入後、インテル・マイアミのクラブ評価額が12億ドルに倍増した」と伝え、MLSコミッショナーも「史上最高の選手がリーグにもたらした注目は歴史的」と位置づけた。Reuters
(※契約の詳細な年俸や権利関係は非開示。英ガーディアンは**引退後のクラブ持分(エクイティ)**に言及しているが、クラブの公式文書での明記はないため“報道ベース”とする)ガーディアン
コメント
- メッシ:「ここにとどまり、このプロジェクトを続けられることが本当にうれしい。マイアミに来てからずっと幸せだ。新スタジアムでプレーする日が待ちきれない」 intermiamicf+1
- デビッド・ベッカム(共同オーナー):「史上最高の選手をこの街とクラブに迎えた。レオは今も勝利を渇望している」 Reuters
- ドン・ガーバー(MLSコミッショナー):「メッシがMLSを選んだことは、リーグ全体の転機だった」 Reuters
ワールドカップ(2026年)への影響
最大の論点は「代表での去就」だ。9月の南米予選後、メッシは2026年W杯出場について明言を避け、「39歳でのW杯は論理的に難しいとも言ってきた」と慎重な姿勢を示した。スカローニ監督も「決断は時間をかけて良い」と本人の意思を尊重している。結論はまだ出ていない。Reuters+1
一方、環境面の追い風は明確だ。MLSは2026年大会期間中のリーグ中断を正式決定しており、コンディション調整や代表日程との両立がしやすい。開催地が米・加・墨であることに加え、メッシは米国内を拠点に日常を送り続ける。試合環境、移動パターン、時差のストレスなど、**“地の利”**はすべてプラスに働く。Reuters
マーケティングの視点では、メッシ残留はW杯前年〜本大会の機運醸成に直結する。インテル・マイアミは2026年に新スタジアム開業を予定しており、MLS・クラブ双方の話題喚起と露出増は確実。大会の**ホスト大陸で“現役のメッシ”**が日々プレーしている事実は、チケット・視聴・観光を含む“W杯経済圏”に波及する。Diario AS+1
総括すれば、代表での最終決断は保留だが、今回の延長は出場への道を閉ざさない契約であり、むしろ体制・環境を整える選択に見える。38歳のいまも国内リーグを“数字で制圧”している事実は、その可能性を担保する材料だ。mlssoccer.com
今後の展望(クラブ側)
- 短期:2025年プレーオフでのMLSカップ制覇が至上命題。本人はゴールデンブーツを手にし、MVPの連覇へ。mlssoccer.com+1
- 中期:2026年、フリーダム・パーク元年。ホーム商圏の拡大と収益多角化が進む。Diario AS
- 長期:2028年まで“勝てるチーム”の骨格を保ち、メッシの負荷分散と若手台頭の両立が鍵。ガーディアンが伝えるエクイティ条項が事実であれば、ポスト現役の関与も視野に入る(報道ベース)。ガーディアン
主要ファクト早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間 | 〜2028年MLSシーズン末 |
| 発表 | 2025年10月23日(現地) |
| 2025年個人成績 | 29得点・19アシスト/ゴールデンブーツ受賞 |
| チーム成績 | 東地区3位でプレーオフ進出 |
| 近年の主要タイトル | 2023リーグスカップ、2024サポーターズ・シールド |
| 2026年環境 | W杯期間はMLS中断、新スタジアム稼働予定 |


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