
甲子園の空気を福岡に持ち込んだ——村上頌樹が敵地で7回1失点の快投、阪神が“6回の二盗ラッシュ”でひっくり返し、2−1で先勝【日本シリーズ第1戦】
概要・結果
2025年10月25日、みずほPayPayドームで開幕したSMBC日本シリーズ第1戦は、阪神が2−1でソフトバンクを下し、敵地で貴重な白星をもぎ取った。試合は両軍エースが持ち味を出し合う息詰まる投手戦。ソフトバンクが初回に近藤健介の中前適時打で先制したが、阪神は6回表に機動力と中軸の一撃で逆転。以降は阪神の継投が1点差を守り切った。スコア推移・プレー詳細はNPB公式のプレー・バイ・プレーとスコアページで確認できる。NPB.jp 日本野球機構+2NPB.jp 日本野球機構+2
試合の流れ(要点)
- 1回裏(ソフトバンク)
柳田悠岐の四球→周東佑京の二盗で一死二塁を作ると、近藤健介がセンター前に先制タイムリー。ホームは早々に歓声に包まれた。NPB.jp 日本野球機構 - 6回表(阪神)
先頭の近本光司が中前打→二盗、続く中野拓夢が三塁線へのバント安打→さらに二盗で無死二三塁。ここで森下翔太がショートゴロの間に同点、続く佐藤輝明が右中間へ勝ち越し二塁打。阪神らしい“足→最低限→長打”の三点連鎖で試合をひっくり返した。NPB.jp 日本野球機構+2nikkansports.com+2 - 8回裏(ソフトバンク)
近藤の左越え二塁打で同点機到来も、阪神は及川雅貴→石井大智の継投で火消し。2死二塁から代打・山川穂高に四球を与えるも、最後は左飛で切り抜けた(当該場面の詳細はデイリー紙面速報)。デイリースポーツ - 9回裏(ソフトバンク)
石井大智が2死から安打と打撃妨害で一、二塁のピンチを招くも、3番・柳町達を打ち取り試合終了。阪神が2−1で先勝した(終局の記述は速報記事)。ベースボールチャンネル
スコア・主要スタッツ
最終スコア:阪神 2−1 ソフトバンク(みずほPayPayドーム/入場者36,882人/開始18:32)
回別:阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 0=2/安打6/失策0
ソ 1 0 0 0 0 0 0 0 0=1/安打7/失策0
(NPB公式プレー・バイ・プレー、シリーズページの表示に基づく)NPB.jp 日本野球機構+1
阪神(打):近本2安打1盗塁、中野1安打1盗塁、森下同点打(ショートゴロ間)、佐藤輝決勝適時二塁打。
阪神(投):村上頌樹7回1失点(6安打6奪三振)→及川→石井の継投。詳細投球数などは阪神公式のテーブルスコア参照。阪神タイガース
ソフトバンク(打):近藤2安打1打点、柳田2安打、周東1安打1盗塁。
ソフトバンク(投):有原航平6回2失点(90球)→藤井→松本裕→杉山。いずれも失点なくつなぐも、序盤の1点のみ。阪神タイガース
焦点:投手戦を制した“初球の入り”と“走塁圧”
この試合を決めたのは、二つの明確なテーマだった。
- 初球の入りで主導権を握った村上
初回に先制を許して以降、村上はストライク先行→低めで芯を外す配球に徹し、ソフトバンク中軸のバレルゾーンを外し続けた。特に三巡目以降はカウント球の質が落ちず、7回1失点でエースの役割を完遂。エース対決での“我慢比べ”に勝ち、試合のトーンを決めた。この内容はNPBの経過、阪神公式のテーブルスコアで裏付けられる。NPB.jp 日本野球機構+1 - 阪神の機動力がスコアを生む再現性
近本—中野の連続二盗が勝負を動かした。走者二塁からのゴロで最低限を確実に、仕上げに佐藤輝の長打。これはレギュラーシーズンからの“勝ちパターン”をそのままシリーズに持ち込んだ形で、ニッカンの現場リポートも同趣旨を伝える。nikkansports.com+1
投手戦の質感:エースとブルペンの「役割分担」
- 阪神サイド
村上が7回で試合を預け、8回は及川→石井でゼロ封、9回も石井。今季、防御率0点台&連続無失点記録で話題を集めた石井は、緊迫の日本シリーズでもブレない“ミスター・ゼロ”。2死からの走者二人を背負う間合いでも、最後の1球で呼吸を整え、柳町を打ち取った。勝ち切るためのブルペン運用が、シーズン同様に機能した。ベースボールチャンネル+1 - ソフトバンクサイド
有原は6回2失点と役割は果たした。唯一、足と小技で揺さぶられた6回を最少失点で切りたかったが、森下の“最低限”と佐藤輝の一撃に屈した。救援陣(藤井—松本裕—杉山)は3回無失点10奪三振中4(阪神テーブルスコア記載の奪三振合計より)と見事なリレー。打線は近藤が2安打1打点と存在感を示したが、終盤のあと一本が出なかった。阪神タイガース
現場感・寸評
- 6回の“二盗×二”
近本がスタートでバッテリーのタイミングを外し、中野は三塁線へバント安打→そのまま二盗。守備側の内野陣もチャージに入るが、走塁の圧力で瞬間的な選択肢を奪われた。日本シリーズでこの質の走塁を通す阪神の成熟度は高い。NPB.jp 日本野球機構 - 佐藤輝の決勝打
3−0からの“打ち気”を逃さず、右中間をきっちり割る技術。**「なんで勝負?」**とSNSやメディアで揺れた場面だが、ストライクゾーンでの勝負に勇気を持って振り切った打者の勝ち。ニッカンの現場写真とともに当該打席が伝えられている。nikkansports.com - 8回、及川→石井の“火消し”
代打・山川を歩かせた後の左飛処理まで、球場の空気をねじ伏せた。終盤の1点ゲームで役割をまたいで抑える強みが、今シリーズでも武器になる。デイリースポーツ
今後の展望(第2戦以降)
第2戦は10月26日(日)18:30、引き続きみずほPayPayドーム。放送・配信体制はNPB特設で案内されている。阪神は1点を“取り切る力”と“守り切る力”を第1戦で証明。対するソフトバンクも中軸の状態は悪くない。初回の先制形は再現性があるだけに、2戦目は走者二塁での一打がテーマ。シリーズは早くも、「僅差の1点」を先に掴む側に流れが傾きそうだ。NPB.jp 日本野球機構
参考・出典(最終確認:2025年10月25日 21:40〜22:00頃)
- NPB公式 プレイ・バイ・プレー(スコア・得点経緯・入場者等):https://npb.jp/scores/2025/1025/h-t-01/playbyplay.html NPB.jp 日本野球機構
- NPB特設「SMBC日本シリーズ2025」(試合カード・放送/配信):https://npb.jp/nippons/2025/ ※「1−2(9回裏)」表示。NPB.jp 日本野球機構
- 阪神タイガース公式・テーブルスコア(各投手の投球回、打撃成績):https://m.hanshintigers.jp/game/score/table.html 阪神タイガース
- 日刊スポーツ(6回の逆転シーン詳細):https://www.nikkansports.com/baseball/news/202510250001830.html nikkansports.com
- デイリースポーツ(8回の及川→石井の継投):https://www.daily.co.jp/tigers/2025/10/25/0019632013.shtml デイリースポーツ
- ベースボールチャンネル 結果速報(終局確認・終盤の展開):https://www.baseballchannel.jp/npb/236495/ ベースボールチャンネル
付録:簡易ボックス(要点のみ)
勝敗:○阪神 2−1 ソフトバンク
勝ち:村上(責任投手表記は公式確定を参照)/S:石井(同)
負け:有原
決勝打:佐藤輝(6回表・右中間二塁打)
※詳細は阪神公式テーブルスコア、NPB公式をご参照。阪神タイガース+1


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